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クレジットカードの利息は、分割払いまたはリボ払いにて発生する形だ。
1回払いや2回払い、ボーナス一括払いの利息は「0円」となる。
金利はショッピングの場合、年12%から年15%。
キャッシングでは年15%から年18%に設定されていることが大半である。
クレジットカードの利息「分割払い」
クレジットカードの利息は、3回以上の分割払いより設けられている。
ここでは三井住友カードの分割払いを例としてみよう。
支払回数 | 実質年率 |
3回 | 12.0% |
5回 | 13.25% |
6回 | 13.75% |
10回 | 14.25% |
12回 | 14.50% |
15回 | 14.75% |
18回 | 14.75% |
20回 | 14.75% |
24回 | 14.75% |
支払回数が少なければ少ないほど、実質年率(利息)も低くなる傾向があることを理解していただけるはずだ。
分割払いはあらかじめ完済までのゴールを設定した上で、月々の支払金額が決まる支払方法である。
わかりやすい例では、スマホの端末代金が分割払いだ。
携帯電話会社やショップにもよるが、12回や24回、36回や48回のいずれかが採用されている。
月々の携帯電話料金との合算で支払うため、携帯料金の滞納によって信用情報機関の事故情報(異動)に記録されるケースも少なくない。
クレジットカードの利息「リボ払い」(ショッピング)
クレジットカードの利息は、ショッピングリボ払いでも発生する。
カード会社ごとに異なるが、おおむね年15%から年18%がリボ払いの手数料(利息)となる。
リボ払いは月々の支払金額を先に設定するやり方だ。
支払金額が少なければ少ないほど、完済までの期間が長期化する。
リボ払いが厄介なのは、元金(購入代金)を追加できてしまう点だ。
まとめ払いや残額の一括返済を利用することが対処法と言える。
クレジットカードの利息「リボ払い」(キャッシング)
クレジットカードの利用限度枠は、ショッピング枠とキャッシング枠に分かれる。
ショッピング枠:70万円
キャッシング枠:30万円
ちなみにキャッシング枠をなくすやり方もある。
ショッピング枠:100万円
キャッシング枠:0万円
特にクレジットカードを初めて作る方は、キャッシング枠を設定しないことをおすすめしたい。
10万円をキャッシングした際の利息の例を次の表にまとめてみた。
※金利年18.0%、年365日にて算出
借入期間 | 支払利息 | 支払総額 |
30日 | 1,479円 | 101,479円 |
60日 | 2,958円 | 102,958円 |
90日 | 4,438円 | 104,438円 |
120日 | 5,917円 | 104,438円 |
150日 | 7,397円 | 107,397円 |
180日 | 8,876円 | 108,876円 |
210日 | 10,356円 | 110,356円 |
240日 | 11,835円 | 111,835円 |
270日 | 13,315円 | 113,315円 |
300日 | 14,794円 | 114,794円 |
330日 | 16,273円 | 116,273円 |
360日 | 17,753円 | 117,753円 |
クレジットカードの種類にもよるが、海外キャッシングサービスが利用できるものも見受けられる。
海外の滞在中に現地通貨をキャッシングするものだ。
キャッシングの翌日から利息が発生するため、支払えるようであれば、帰国後速やかに完済させたほうが無難である。
クレジットカードのキャッシング枠に関連する総量規制
クレジットカードのキャッシング枠には、総量規制が適用される。
総量規制とは、年収の3分の1を超える金額の貸付が認められない制限だ。
仮に年収600万円の方であれば、600万円÷3=「200万円」がキャッシング枠の上限ということである。
クレジットカードの利息に関連する利息制限法
クレジットカードの利息は、貸金業法の利息制限法にて定められた「上限金利」に基づいて決められている。
元本の金額 | 上限金利 |
~99,999円 | 年20.0% |
100,000円~999,999円 | 年18.0% |
1,000,000円~ | 年15.0% |
分割払いやリボ払いの金利が年15.0%から年18.0%の理由が、なんとなくつかめたのではないだろうか。
上限金利を超えた金利を設定することは、法的に認められていないのである。
まとめ
ここまで、クレジットカードの利息について紹介してきた。
やむを得ない事情で分割払いやリボ払いを選択してしまった際には、1日でも早く完済できるよう努めてほしい。
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